Topics 2002

このコーナーでは、 アートギャラリー環で活動する
作家達の作品や、 現在の活動、インタビューをご紹介しています。
スクロールしてご覧下さい

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お知らせ
アートギャラリー環は、12月29日(日)〜1月7日(火)まで冬期休廊とさせていただきます。
新年は1月8日(水)からの営業となりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。



祝! リンクのページできました。

アートギャラリー環のホーム・ページを開設して以来ずっと「工事中」だった
リンクのページが
やっとONしました。
作家さんのページの他、国内・海外の助成金、奨学金、レジデンス情報にリンクしています。
今後も公募などの情報を含めて追加していきます。
色々な可能性を広げるために、ぜひ一度覗いてみてください。



軸丸智香子-in the park-

今年の6月に、アートギャラリー環で日本画3人展をされた軸丸智香子さんが、池袋のギャラリー・カフェ伽藍舎にて個展を開催されます。
タイトルは「-in the park-」。日本画を専攻されている軸丸さんではありますが、作品はその伝統的な枠を超えて、より自由な線と面の構成を模索しています。

会場:Gallery+Cafe伽藍舎
(17時以降は喫茶店になります。)

会期:9月24日〜28日(日、月は休み)

時間:13:00〜22:00
電話:03-3985-5768

 



-in the park-」展DMより




高島圭史さん 秋の院展に入選

現在アートギャラリー環にて開催している「素描図鑑9月篇」に出品している高島圭司さん(東京藝術大学大学院修士2年在学中)が、今年も秋の院展に入選されました。作品は作家がこの数年取り組んでいる「きいろい人」のシリーズです。

上野の森を散策した帰りに、院展をご覧になるのはいかがでしょう。若手から巨匠まで、アカデミックな日本画の現在を知ることができるのではないでしょうか。

 再興第87回院展
 会期: 9月1日〜16日
     (会期中無休)
 会場: 東京都美術館

詳細は日本美術院(03-3821-4510)まで。

 

 




入選作「きいろいひと」2002年





[RECENT PAINTING]展

1998年のギャラリー環での個展以来、精力的に活動を続けてる東亭順さん。
初の海外での展覧会となります。
最近は写真を素材とした作品を発表されていますが、次はどのような展開を見せてくれるのでしょうか?グラッフィックデザイナーのMAX
FRANOSCH氏と作り出される空間、見てみたいですね。ロンドンまで行って・・・。

会場:Century Gallery Space3.
    ACAVA,1-15
    CremerStreet,London  
    E2 8HD U.K

会期:2002年10月16日(水)
              〜26日(土)
    13時〜17時開館 
    日・月・火曜休 
   * private view 16日18時〜20時

 

 


[ RECENT PAINTING ] 展DMより


 




原一男監督8年ぶりの新作
『またの日の、知華』

30年もの間に、わずか4本の映画しか発表していない超寡作の映画監督、原一男。しかし、ドキュメンタリー監督として数々の傑作、問題作を世に問うてきた。その原一男が『全身小説家』以来8年ぶりの、しかも初めての劇映画に挑戦している。
『全身小説家』では、ドキュメンタリーとフィクションのボーダーを軽々と越え、その年の映画賞を独占。その原の初めての劇映画に期待が高まる。果たして、どんな映画なのか!
だが、その新作『またの日の知華』は、半分まで撮影しながら撮影中断となっていた・・・。そして今、来春撮影再開を目指して本格的な取り組みが始動した!もう、原一男初めての劇映画を、このまま手をこまねいたままで、待ってはいられない。完成に向けて、この映画の応援団を作ろうではないか!
そして、我々の熱気で、さらにさらに熱い映画となるよう、今こそ、疾走せよ、原一男!!

(「『またの日の知華』を応援する 会」設立イベントチラシより)

『またの日の、知華』を応援する会 
会員募集中!


目的
 
『またの日の、知華』の製作を支援するとともに、上映活動に協力し、この映画が成功するよう応援していくことを目的とする。

応援期間 
『またの日の、知華』の完成、そしてロードショウ公開までを会の存続期間とする。

活動内容 
1.映画完成までの様々な支援活動
2.上映時の様々な支援活動
3.製作及び上映告知のためのホームページなどでの 広報活動
4.以上に付随する様々な活動

入会手続き 
入会金 一般会員3000円
     賛助会員3万円
     特別会員10万円
入会金の振込みは、郵便振替または現金書留のみといたします。振込みを確認次第、会員証をお送りします。

振込み先 
あなたのお名前(ふりがな)、ご住所、電話番号、年齢、職業、メールアドレスなどをお書きの上、下記にお振込み下さい。
郵便振替 口座番号
00960-0-160660
加入者名
「またの日の、知華」を応援する会

現金書留の場合は、東京または大阪の事務局までお送り下さい。

※詳細は下記の事務局までお問い合わせ下さい。

イースト事務局
東京都新宿区新宿1-34-13 貝塚ビル502号
tel.03-3350-7812 fax.03-5360-1669

ウエスト事務局
大阪市北区鶴野町4番 コープ野村 梅田B棟801号
tel.06-6373-1211 fax.06-6373-1213


 


原一男監督



 原一男監督にとり、劇映画は初めてとはいえ、
 ドキュメンタリー映画で数々の問題作を作り続
 けてきた監督ならではの、刺激に満ちた作品と
なります。
  それは、1人の女性を4人の女優で演じ分けよう
という、かつて無い取り組みです。
  その主人公・知華には4人の男性との遍歴があ
りました。
  ならば、「その4人の男性にとって、知華は異なっ
  た女性に見えたはずである」という原監督の思い
が、斬新な映画製作へとつながりました。
そして、テーマは‘愛’。
 どんな愛の映画になるのか、私どもも楽しみで
なりません。
  まさに世界が注目する、そして原監督の真骨頂
が発揮される、待望の新作となります。






常盤小学校の皆さんをお迎えして

7月12日金曜日、常盤小学校4年生21人の生徒さんが担任の白井先生といっしょに来廊されました。作品を鑑賞するだけでなく、個展を開催中だった瀬尾朋美さんにも版画のデモンストレーションをしていただきました。シルクスクリーンの技法を用いて、貝殻や石、カップや腕など、凹凸のある表面に次々と刷るたびに、生徒さんからは歓声が上がり、また展示中の作品に対しては「色がきれい」「細かくてすごい」「月みたいに見える」など思い思いの意見が聞こえてきました。 他に中央区や千代田区内の小学校の先生方、区役所の方もお見えになり、みなさん熱心に見学して下さいました。学校のカリキュラムからは、美術や音楽の時間がますます減少していく傾向にあると聞きますが、生徒さんたちの素直な反応みていると、芸術を通した情操教育の重要性を今一度考え直すべきではないのかと、感じました。

アートギャラリー環では、今後こうした見学やワークショップのご希望にお応えしていきたいと考えております。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

 


常盤小学校の皆さんと作家の瀬尾朋美さん
                                                                                    


北爪潤さん 絵画教室
【木立工房】のお知らせ

2002年7月22日〜8月3日にアートギャラリー環にて展覧会を予定している北爪潤さんが絵画教室を開いています。
2002年、東京藝術大学大学院修士課程版画専攻修了後も厚地のキャンバスに手作りのやきごてを押しつけて形を創ってゆくという独特の技法を用い、美しい画面を作り出している作家です。

絵画教室【木立工房】

対象・受講料
 
大 人 ¥5000 隔週土曜
中高生 ¥4000 隔週土曜
小学生 ¥3000 隔週土曜

 *毎週木曜コースも開設します。

内 容 
大人・中高生 デッサン、水彩画アクリル画等小学生各種素材を使っての創作

桶川市泉1-8-21辻本ビル2F
TEL.048-786-1782 048-787-7130

 


「エングラム 転がる石」麻に焼き印、漂白剤 201×227cm 2001年




ふるえる三人展
―震える、振るえる、奮える、揮える、フルエル、ふるえる、様々なふるえるの形―

アートギャラリー環の移転記念企画展で初個展を開いて以来、めきめきと力をつけている小田恵理子さん。今回は多摩美術大学大学院日本画専攻の仲間である、中島寛恵さん、真島友子さんとの3人展を大崎のO美術館で開催されます。この3作家の「ふるえる」とは、いったいどんなものなのか・・・?とても楽しみです。

会場:O美術館
会期:7月12日〜17日
電話:03-3495-4040


 


3人展DMより





鴻崎正武展

2003年にアートギャラリー環で個展を予定されている鴻崎正武さんが、7月1より13日まで、高輪の啓祐堂で個展を開催されています。「現代南蛮画」のシリーズに加え今回は「鳥獣戯画」も出品されています。啓祐堂さんは、貴重な書籍を扱う一方で、ギャラリースペースもお店の中に設けており、書籍好き、美術好きといった方々のサロンになっているとか。是非一度お立ち寄り下さい。

会場:啓祐堂
会期:7月1日〜13日
電話:03-3473-3255

 


「現代南蛮画 壱」F100金箔 テンペラ 油彩





版画4人展

版画協会展の入選が今年の活動の最初となった鈴木恋さん。次はグループ展でその力を発揮してくれます。4人展のメンバーは鈴木さんのほか、伊藤あずささん、古田紀史さん、高橋典雄さん。
4人の個性がどのようにぶつかりあい、また一つの空間を作り上げていくのか、大いに期待のもてる展覧会となりそうです。

会場:gomphrena
会期:7月13日〜25日
電話:03-3392-2386

 


「版画4人」展DMより



星 智 初喫茶展


昨年アートギャラリー環にて個展を開催した星智さんが、「Tea roomらいむぎ畑」にて、個展を開催されます。昨年の個展でも発表した無限大∞の記号を重ねあわせて作るシリーズが今回も登場するそうです。他に照明器具なども展示するそうです。
暑い日に喉を「Tea roomらいむぎ畑」で潤しながら、星さんの作品に触れてみてはいかがでしょうか。

会期:6月16日〜7月13日
場所:Tea roomらいむぎ畑
電話:03-3940-4657

 

 


個展DMより

 
                                                                               

齋正弘 著
『おとうさんのひとりごと』

東京ステーションギャラリーで開かれる「東日本―彫刻」展で優秀賞を受賞され、現在、アートギャラリー環で個展を開催中の齋正弘さんが、1989年から2001年にかけて、仙台で発行しているフリーペーパーに月一回掲載していた名物エッセイが、このたび一冊の本になりました。

「人生は、深い― 父の視点から家族の成長ぶりや日常の機微が軽々としてた気持ちとともにつづられている―」(表紙より)

齋さんの暖かみのある文章と、イラストが満載です。是非一度お手にとって頂きたいと思います。

尚、「東日本―彫刻」展は東京ステイションギャラリー(03-3212-2485)で、5月25日から7月7日まで開催されています。詳細はhttp://www.ejrcf.or.jp まで。

 


『おとうさんのひとりごと』 齋正弘 著

                                                                               



麻生志保二人展



「環展2002-日本画による」に参加してくれた麻生志保さんが同じく武蔵野美術大学日本画科に通う青木珠乃さんと二人展を開催します。

環展の出品作は鮮やかな色彩と、装飾性に富んだ裸婦群像が眼を引き、大変好評でした。
今回の二人展も麻生さんの持ち味が存分に楽しめそうです。

・「青木珠乃×麻生志保」展
 会期:5月1日〜6日
 会場:GALLERY ZO
 電話:03-3235-0677

 

「青木珠乃×麻生志保」展DMより

                                                                                   

 

「With・・・若き女性美術作家の生涯上映のお知らせ

鏑木昌弥の作品を通して、アートギャラリー環のオーナーとも交流のあった作家の佐野由美さん。NGOの派遣事業に参加中赴任先で不慮の事故にみまわれ亡くなってから3年がたちました。この度、佐野さんの活動を綴った映画「With・・・若き女性美術作家の生涯」が上映されることになり、映画の中でも紹介されている佐野さんの作品展も同時開催されます。美術作家であることを自分の使命にしかたったという彼女の軌跡を、一人でも多くの方に是非知っていただければと思います。

上映会 5月11日(土)
 中央文化センターひばりホール
 電話:042-364-3611
作品展5月10日〜15日
 Gallery Pirka
 電話:042-302-9036

各詳細は
「With・・・若き女性美術作家の生涯」全国普及委員会
電話:0285-25-3104
URL:
http://www.with-ambitious.com まで。

 


                                                                                   


「Ongoing」

現代における表現のあり方を模索する1970年代生まれの研究組織QuakeCenterが主催となって開かれる第一回目のグループ展。従来の展覧会のように特定のキュレータが企画するではなく、参加希望作家達が投票、互選するという方法で作品が選ればれ、またカタログも自主制作している。QuakeCenterと同様今回の出品作家達も全員70年代生まれ。
平田オリザ、村上タカシによる公演、出品作家によるトークなども予定されている。
ギャラリー環で発表している羽藤明夫さんも出品します。

「Ongoing」
会期:4月13日〜17日
会場:旧三河台中学校
時間:12:00〜21:00
  ※初日は18:00〜21:00
  ※最終日18:00まで

詳細はQuakeCenterのホームページをご覧下さい
http://www.quakecenter.org/

 


                                                                                   

 

美術大学卒業制作・修了制作展のお知らせ
3月に大学を卒業、修了する学生達の作品が一同に見られる展覧会が今年も開催されます。
有名巨匠の展覧会も良いですが、こうした機会に若い才能にも是非ご注目下さい。
環展に参加した学生達も出品しています。

・第25回東京五美術大学連合卒業制作展(女子美・造形大・多摩美・日芸・武蔵美)
 会期: 2月21日〜26日
 会場: 東京都美術館
 時間: 午前9時〜午後5時まで(最終日は午後1時45分まで)
 内容: 日本画/油画/版画/彫刻

第50回東京藝術大学卒業制作・大学院修了制作展
 会期: 2月21日〜26日
 会場: 学部は東京都美術館及び、東京藝術大学構内
      大学院は、東京藝術大学大学美術館及び、陳列館
 時間: 午前9時〜午後5時まで (最終日は正午まで)
 内容: 学部 日本画/油画/版画/彫刻
      大学院 油画/版画/壁画/油画技法材料/彫刻

・多摩美術大学 絵画学科日本画専攻 卒業制作展 2002
 会期: 2月25日〜3月3日
 会場: 東京銀座画廊(電話03-3564-1644)
 時間: 午前10時〜午後6時30分 (初日は正午から/最終日は午後5時まで)
 内容: 日本画

・多摩美術大学大学院日本画修了制作展
会期: 3月1日〜3月6日
会場: O美術館(電話03-3495-4040)
時間: 午前10時〜午後3時30分(初日午後4時より/最終日午後4時30分迄)

・多摩美術大学卒業制作展
 会期: 3月21日〜23日
 会場: 多摩美術大学八王子キャンパス
 時間: 午前10時〜午後6時 (最終日は午後3時まで)
 内容: 日本画/油画/版画/彫刻/他

・女子美術大学版画卒業制作展
会期: 3月4日(月)〜3月9日(土)
会場: ギャラリー青羅
時間: 午前11時〜午後7時(最終日は午後5時まで)



廣田まりも個展

 

環展2002−日本画による−に参加した廣田まりもさんが4月9日(火)〜19日(金)まで日本橋のちばぎんアートギャラリー(電話03-3231-2735)で初めての個展を開催。

環展では黄褐色の画面にシーラカンスを描いた作品を出品され、大変好評でした。今回の個展でもあの繊細な描写力に大きな期待が寄せられます。

※土曜、日曜、祝日は休廊

 

 
「25℃」麻紙、岩絵具 73.0×91.0 2001年
                    




平井正義「写真展」

昨年8月〜9月にかけてアートギャラリー環で開催した個展のもようが『BT』の展評欄に掲載されるなど、好評だった平井正義さん。
2002年は吉祥寺のGallery惺での個展が活動開始になるそうです。

展覧会のタイトルはもちろん「写真展」究極のフォルムと色彩の世界を今年も楽しみにしています。

平井さんのホームページ
http://www3.tky.3web.ne.jp/~hirailab/

3月5日(火)〜3月24日(日)まで
場所: Gallery惺(さとる)
電話: 0422-41-0435
休廊日: 月曜

 

 
                    新作展より




 

羽藤明夫映像展開催される

1月19日〜2月1日まで大阪のStudioJで「プライベート ガーデン」と題した羽藤明夫さんの映像展が開催された。キュレーションは富山県立水墨画美術館学芸員の八木宏昌さん。
関西で羽藤さんの作品が上映されるのはこれがはじめて。東京だけでなく、各方面で活動を始めているだけに、「忘れられた家族」の完成が本当にまちどうしい限りです。

羽藤さんは3月に新潟で、7月に東京のギャラリー舫、9月には海外での展覧会も計画中とのこと。
今年も色々と楽しみです。

 
「forgotten family」より