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竹田佐和子 Sawako Takeda
略歴
東京生まれ
日本女子大学卒業
個展
1981年 フタバ画廊
1993年 画廊宮坂
1995年 画廊宮坂
1998年 アートギャラリー環(銀座)
2003年 アートギャラリー環(日本橋)
グループ展・公募展
1976年より出品
1981年 「第1回セントラル大賞」展
1988・89年 「日本の自然を描く」展
1988〜91年 「ネオ・メディーバル」展
1990年 「JAPANISCHE PHANTASTEN」展
1993年 「響林」展
1995年 「PIENA JOINT CONCERT」展
1996年 「犀の会」展
1999年 「新春」展
アートギャラリー環(銀座)
その他
2000年 チェンバロ蓋絵制作

164.0×85.0cm 古典絵画技法(板にテンペラ、油、樹脂併用)
チェンバロ(ハープシコード)は16世紀から18世紀にかけて作られた、弦をひっかいて音を出す(ピアノは弦を打って出す)鍵盤付撥弦楽器の一種。国(ヨーロッパ)、時代によってスタイルが幾つかあるが、それぞれに蓋の裏、側面等に様々の風景、群像、動物等のきらびやかな、又シックな装飾がほどこされ、演奏者、そして聴き手の目をも楽しませた。これは、初期フレンチのスタイルで17世紀フランスの楽器のタイプのもの。これの蓋絵にテンペラ、樹脂、油併用による古典絵画技法でオリーブの木のある南欧のアルカディアをイメージし、制作を行った。(蓋絵として独立 2003年)
自己紹介
A Woman for Tree (Profileの)
Sawako Takeda
地上のテラス
倒されし大樹の下で
深として耳は空(うつ)となり
左へ右へ 蒼き姿がゆれ動く
彼方を陽炎う 生まれた日の記憶
貝のらせんを立ち登って
光を見た日
夢の足跡に 伏し目がちの眼差しを
そそいだ人・・・。
地塗のまだらの中に
彼の人は 居て
古きフラマンの 伊太利亜の
その樹脂の匂いを 身にまとい
重ねられる色層に
目を開く。
遠きルネサンスの気韻、気宇
ゆるぎなき 残されし かたちたち
その源を 輝きを
今 ここに置くならば・・・。
天上のシリウス
淡き杜の上で
浩々と 風を動かし
西の東の旅人は 金の杖を残す
此方で流離らう 更なる日の記憶
眼差しは また
父であり母であり
その久遠に連なる父達と母達・・・。
めくるめく邂逅の 望郷の
若木の根元に 帰る日まで。
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「眠るカタバミ」 2004年 13.0×13.0cm
古典絵画技法 \160,000-(税込)

「顔のないキリスト」 2003年 19.0×27.0cm
古典絵画技法(板にテンペラ、油、樹脂併用)
\280,000-(税込)

「水鏡」 2003年 40.0×40.0cm
古典絵画技法(板にテンペラ、油、樹脂併用)
\340,000-(税込)
※作者による作品に寄せる詩はこちら

「永遠の教会の出現」 2003年 45.0×37.0cm
古典絵画技法(板にテンペラ、油、樹脂併用)
\350,000-(税込)
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